しま親Aさん(女性)
- 1. しま親として留学生を受け入れようと思ったきっかけを教えてください。
- 対馬市の回覧紙のしま親募集に目がとまりました。少子化で児童・生徒0人の地区に、対馬の田舎で生活を希望する子供(留学生)を受け入れて、沢山の自然体験ができる場を提供できればと思いました。
- 2. しま親をして良かったと思うことを教えてください。
- 夫と二人暮らしでしたが、孫世代の留学生が来てくれて、三人の生活は忙しい中にも活気があり、充実した一年だったと思います。久々のPTAで子供たちの頑張りを応援することもできました。毎日、賑やかに食卓を囲むことができて、日々の成長を楽しめたことに幸せを感じています。
- 3. しま親のやりがいや留学生を受け入れる前と後で何か変わった点などがあれば教えてください。
- 親元を離れ新しい環境の中で、生活習慣の相違には戸惑いがあったようです。身の回りの片づけ等がすごく苦手で、広い部屋に足の踏み場もないくらいだったのですが、帰る頃にはバッチリ整理整頓が上手にできるようになっていました。日々、身体も心も大きくなってくれたことが一番の喜びです。
- 4. しま親をしてみた感想をお聞かせください。
- 大都会から田舎(離島)を選択し、留学してきて、都会では体験できないことだらけの一年間だったと思います。少しでも対馬の自然環境を体感できたのだろうか?とも考えます。新鮮な釣りたての魚や、採りたての野菜を毎日食せた事は留学生の丈夫な身体の肥やしになってくれただろうと思います。
対馬での生活、少人数の学友達と頑張った事が今後の彼の生活に大きな影響を与えてくれると信じています。 二人の生活に戻り、時間に余裕があり寂しくなりました。2階を直ぐに眺めてしまう毎日です。
